【聴くだけで健康に?】肥満を高める食の習慣

話題の音声メディアのVoicy
最近聞き始めたのが、医師のDr.杉岡先生の「聴くだけで健康になれる医師のお話」。
健康に関する知識をとってもわかりやすくお話してくださるのでおすすめです。
先日放送された「肥満を高める食の習慣」についてご紹介します。

肥満を高める食の習慣とは

肥満を招く原因は、食べすぎてしまったり、カロリーの高いものを食べてしまったりといろいろあります。
では、肥満を高める人がしている食の習慣とはどういうものなのでしょうか。
杉岡先生は、研究論文に基づいた客観的な視点で説明されています。
久山研究」といって福岡県の久山町に住む住民1906人を対象にアンケートをとったところ、肥満傾向にある人の食の習慣には以下の3つの特徴があったといいます。

  • 間食をする
  • 人より食べるのが早い
  • 就寝2時間以内に食事をする

間食をする

間食はやはり良くないですね。
何を食べるかにもよりますが、空腹の時間を短くするという意味でも肥満につながる要因かと思います。
できれば、ナッツ類などを適度に食べ、咀嚼して満腹感を得るのがよさそうです。

食べるのが早い

早食いをすると、一気に血糖値が上がり、インシュリンが増加します。
インシュリンが増えると血糖が下がり、血液から糖が減り、栄養分が蓄積されて太る。
だから、インシュリンを出させないことが大事なのだとか。

就寝2時間以内に食事をする

食べてから寝るまでの時間をあけるということが大切なのだそうです。
満腹やそれに近い状態で就寝すると、睡眠に注ぐ力が消化活動に向いてしまい、睡眠の質も下がってしまいます。

3つあてはまると肥満のリスクは3.65倍

この久山研究は科学的なデータに基づいていて、
上にあげた3つの肥満を高める食の習慣に1つでもあてはまると、肥満のリスクが1.5倍になり、
2つあてはまれば、2.62倍、3つすべてあてはまると3.65倍と上がるのだとか。

杉岡先生は、「健康がすべてではない。しかし、健康を失うと全て失う」とおっしゃっています。
健康でいるために忘れずにいたいことばです。

まとめ

日々の生活に追われていると、健康というものをおろそかにしてしまうこともあります。
でも、健康を失ってからでは遅いこともあります。
健康がすべてではない。しかし、健康を失うと全て失う
忘れずに、日々意識しなければいけないと肝に命じました。