【クリエイティブには欠かせない】Adobe社のデザインツール 

デザインツールといっても紙媒体からWeb媒体までさまざまあります。
Adobe社のソフトウェアはクリエイティブには欠かせないデザインツールを長年に渡り提供しています。
中でも、「Illustrator(イラストレーター)」「Photoshop(フォトショップ)」「InDesign(インデザイン)」は、Adobe社の代表的なデザインツールです。

PDFもAdobe製品

多くの方が使用しているAdobe製品といえば、Acrobat
そう、おなじみのPDFファイルを作成、編集、閲覧するソフトウェアです。
PC、タブレット、スマートフォンなど端末、OSを問わず閲覧できる画期的なサービスです。
テレワークが普及したことでペーパーレス化が進み、PDFの利用頻度も高まっています。

DTPの三種の神器って?

DTPの三種の神器といえば、Adobeの「Illustrator」「Photoshop」「InDesign」。
数年前から、Adobe Sensei(アドビセンセイ)と呼ばれるAdobeが開発したAI(人工知能)がそれぞれのソフトウェアに搭載されています。

Illustrator(イラストレーター)

Adobe Illustratorベクター画像を編集するためのソフトです。
イラレやAIと呼ばれることもあります。
ポスターやチラシ、DMなど1枚ものの販促物を作成するのに欠かせないツールです。
感覚的に操作でき、楽しみながらアイデアを形にすることができます。

Photoshop(フォトショップ)

Adobe Photoshopは、グラフィックデザインの代表的なペイント系ソフト。
写真の加工・画像の合成・コンピューターグラフィックス(CG)イラストの作成などさまざまな作業が行えます。
ピンぼけした写真も「アンシャープマスク」を使えば、一瞬でシャープに仕上がります。
また、Webサイト制作や印刷物制作にも欠かせないツールです。
YoutubeのサムネイルもPhotoshopで作られることが多いです。
Adobe Senseiのテクノロジーもふんだんに搭載されているのが、Photoshopではないでしょうか。
中でも、「被写体の選択」はボタン一つで切り抜きをしてくれる優秀な機能です。

福田愛子さんのサイト
アナログとデジタルのツールを組み合わせて想像上の世界を創造する日本のイラストレーター
Photoshopを使いこなされている方です

InDesign(インデザイン)

Adobe InDesignはDTP用のページレイアウトソフトです。
DTPとはDesktop publishing(デスクトップパブリッシング)の略称で、日本語では卓上出版を意味します。
Webとは異なり、実際に印刷して出版するものを指します。
ページ数の多いパンフレットやカタログなどの冊子を作るのが得意です。
ページものの出版物の多くはこのInDesignを使用して作られています。
少年ジャンプなどの漫画雑誌もInDesignで作られているんですよ。

時代に合わせて豊富なラインナップのAdobe製品

現在は、Webや動画なども普及し、Adobe製品のラインナップはずいぶんと増えています。
Web系のプロトタイピングソフトであるAdobe XDは、2017年に正式にリリースされたばかりですが、すでにバージョンが36まで上がっています。(2021年1月現在)
また、おなじみのIllustratorやPhotoshopは、iPad版もリリースされ、タッチパネルでより簡単に操作できるように改良が進んでいます。
Photoshopの簡易版のような位置づけのAdobe Lightroom(ライトルーム)も、大容量の写真を編集、管理するカメラマンや写真好きの方に愛用されています。
そして、YouTubeなどの動画配信サービスの普及から、Premiere Pro(プレミアプロ)を使いこなす方も増えています。

まとめ 
クリエイティブな活動には欠かせないAdobe社の製品。
最近では、スマホで無料で使用できるアプリもありますので、気軽に使用してみてはいかがでしょうか。