【プレゼント選びに困ったら】役立つマーケティングのフレームワーク
両親や友人、職場の同僚や上司など、様々な節目で贈り物をする機会はあるかと思います。
そんなとき、「何をあげたら喜んでもらえるかな?」と途方に暮れることってありませんか?
今回は、そんな時に役立つマーケティングのフレームワークをご紹介します。
目次
プレゼントは、贈る側の自己満足で選ばない
そもそもプレゼントの目的は、相手に喜んでもらう(満足してもらう)ため。
こちらの自己満足は通用しません。
それって、マーケティング活動にも共通することなのではとふと思いました。
そもそもマーケティングって何?
「マーケティング」って一体何なのでしょうか?
書店のビジネス本コーナーには、マーケティングに関する本がずらりと並んでいます。
読んで「なるほど〜」と思うのですが、机上の空論で終わってしまうこともしばしば。
どうしても頭でっかちになってしまい、日々の業務にまで落とし込むことができません。
そこで、私なりに結論づけたマーケティングの定義とは
顧客とその顧客が求める商品やサービスを効果的に結びつける活動
ちょっとわかりずらいかもしれませんね…
補足すると、顧客が求める商品やサービスというのは、潜在需要も含まれます。
潜在需要とは、顧客がもつ、自身のニーズに気づかないままになっている需要のこと。
それに応えるためには、こちら(提供する側)が、「きっとこんな商品やサービスを求めているのでは?」と仮設を立てる必要があります。
そんな地道な活動が、マーケティングなのではと考えます。
大切な人へのプレゼントも同じ
プレゼントを選ぶときも同じなのではないでしょうか。
プレゼント選びとは、
プレゼントを贈る相手と、その相手が欲しいものを結びつけること
まずは、プレゼントを贈る相手が何を求めているのか?を突き止めなくてはなりません。
必要なアクションは以下のとおり。
- リサーチする
- 分析する
- 仮設を立てる
ちょうど私の両親の誕生日が近いので、このフレームワークで試してみました。
- リサーチ
「○○食べに行かない?」とよく言われる - 分析
モノよりコト(体験)を求めているのではないか - 仮設を立てる
どこかのお店を予約して誕生日会をしたらきっと喜ぶかな
パターンB
- リサーチ
階段の上り下りが大変そう(両親の住む一戸建ては、2階がリビングのため) - 分析
足腰が弱っているから、階段の上り下りで踏み外したり滑り落ちる危険がある - 仮設
安全に階段の上り下りができたら喜ぶかな
これらを踏まえた上で導きだしたプレゼント案が以下のとおりです。
パターンA:焼肉屋さんでお誕生日会
パターンB:滑り止めの効いた、軽くて脱げにくいルームシューズ
今回はコロナ禍の緊急事態宣言期間中ということもあり、パターンAは後日に持ち越すことにして、
パターンBのルームシューズをプレゼントすることにしました。
ネットでポチっとしたいところでしたが、
履き心地や軽さなどは実際に確認しないとわからないので、お店に行ってみることに。
東急ハンズやLOFTに行けばあるだろうと安易に考えていたのですが、どちらも置いてなく。。
スリッパって意外と取り扱いの種類が少ないのですね。
探しあてたのが、西武デパートの介護用品コーナーでした。
何種類かあったのですが、どれも機能性に優れたものばかりで感動しました。
いろいろ試着して、以下の商品を購入しました。
両親にも喜んでもらえたのでひと安心です。
まとめ
様々な節目で誰かにプレゼントをする機会ってありますよね。
そんなとき、「これがほしいはず」と自分本位で決めるのではなく、マーケティングのフレームワークを使って、
相手の満足してもらえるものを導きだしてみてはいかがでしょうか。