【バターたっぷりリッチな味わい】パウンドケーキの魅力
オーブンから香るバターの香りは、なんともいえない幸福な気分になります。
自宅で作るパウンドケーキは、焼き立てが食べられるのが作った人の特権。
ずっしりと重くてリッチなパウンドケーキは、小麦粉・バター・砂糖・卵の4つの材料を同量に混ぜて作ります。
目次
パウンドケーキとカトルカール
パウンドケーキ(Pound cake)はイギリス、カトルカール(Quatre quart)はフランス生まれの焼き菓子です。
どちらも、小麦粉・バター・砂糖・卵を同量使って作ったケーキです。
国は違えど同じケーキなのです。
イギリスでは1ポンド(1pound=450g)ずつ材料を合わせたもの、フランスでは材料を4等分したもの(4/4 = quatre quart)で、どちらも名前に由来しています。
週末に大切な人と食べるケーキ「ウィークエンドシトロン」
ウィークエンドシトロンは、レモンアイシングをかけたフランス生まれのバターケーキです。
週末に大切な人と食べるケーキという意味があります。
シトロンはフランス語でレモン。
単にウィークエンドとも呼ばれています。
そして、カトルカールのように配合が決まっているわけではなく、様々なレシピがあります。
午後さんのコミックエッセイ「眠れぬ夜はケーキを焼いて」
Twitterでも大人気の午後さんの「眠れぬ夜はケーキを焼いて (コミックエッセイ)」。
眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイです。
パウンドケーキをはじめ、スコーンやガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなどのレシピ付きの漫画です。
料理研究家のなかしましほさんも、おすすめしている本です。
1〜4話までを無料で読むことができます。
ほのぼのしたイラストが癒やされます。
午後さんのパウンドケーキのレシピ
- バター 100g
(半量をサラダ油に置き換え可) - 砂糖 100g
- 全卵 100g(2個分)
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1
(なくても可) - 好きな具材 好きなだけ
(なくても可)
【つくり方】
- バター、砂糖、全卵を泡立て器で混ぜる
- 1.に、ふるった薄力粉とベーキングパウダー、好きな具材(あれば)を入れしゃもじで混ぜる
- 170度のオーブンで約45分焼く
引用元
眠れぬ夜はケーキを焼いて (コミックエッセイ)
パウンドケーキのお話:第1話 真夜中にケーキを焼く話
著者:午後
バターをボウルに入れて100wで3〜4分間温める際は、バターの水分が蒸発してしまわないよう、様子をみながらマヨネーズ状になる程度にやわらかくします。
卵は、常温にもどしてボウルで混ぜたら、少しずつバターと砂糖に加えていくとなじみやすいです。
(バターは油なので、卵を一気に入れると分離してしまうことがあります)
薄力粉はしっかりふるってから加えます。
まとめ
バターたっぷりのパウンドケーキは、リッチな味わいですが、材料は同量で覚えやすく、コツさえつかめば簡単に作れます。
焼き立てが食べられるのも作り手の特権です。
レモンのアイシングをかけて、ウィークエンドシトロンとして週末に大切な人と食べるのも素敵ですね。
関連記事(国産レモンの記事を掲載しています)↓