【フランス映画の中のパリ】セドリック・クラピッシュ監督

最近は映画館に足を運ぶことも少なくなりましたが、年末に観たいフランス映画があります。
それは、「パリのどこかで、あなたと」(2020年12月11日ロードショー)。
現代フランス映画を代表するセドリック・クラピッシュ監督の最新作で、
パリに暮らす不器用な男女の出会いを描くフレンチ・ラブストーリー。
今回は、そんなクラピッシュ監督の作品を通したパリの日常がテーマです。

パリ11区を舞台に描かれた「猫が行方不明

クラピッシュ監督の作品で、パリの日常をユーモラスに描いているのが「猫が行方不明」。

1996年の映画で、パリ11区を舞台にしたチャーミングでポエティックなコメディ。
主人公のクロエは海へヴァカンスに出かけるため、愛猫グリグリをマダム・ルネに預けます。
ところが、パリに帰るとグリグリは行方不明!
多くの人々を巻き込みながらグリグリの大捜索が繰り広げられる…。
都会で生きる様々な人々を心優しく、ちょっぴりとした心の変化など鮮やかに描かれた、心に残る佳作です。

思わずクスッと笑ってしまう場面もあり、クラピッシュ監督の豊かな感性が伝わる作品です。

パリといえばカフェ


パリといえば街の至る所にカフェを見かけます。
「猫が行方不明」でもカフェはたびたび登場します。
若者だけでなく、おばあちゃんたちのおしゃべりの場でもあり、カフェが文化として根付いていることがうかがえます。
映画に出てくる「PAUSE CAFE(ポーズ カフェ)」は、実在するカフェで映画公開後に話題のスポットにもなったそうです。

今も営業しているのかどうかはわかりませんが、以前パリを旅行した際には確かに実在し、
クロエを思い浮かべながらカフェクレームを飲んだのが思い出されます。

まとめ
現在はコロナ禍の中で、残念ながら映画に描かれるパリの風景は見られなくなっているでしょう。
早く日常が戻ることを願いながら、年末映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。