【クリスマスに食べたい】アッシパルマンティエ
クリスマスパーティーといえば、クリスマスケーキ、ローストチキン、シャンパンなどなどたくさんありますが、
フランスの国民食「アッシ・パルマンティエ」もクリスマスにぴったりなメニューです。
熱々を取り分けていただく幸せは何にもかえがたいです。
目次
アッシ・パルマンティエとは?
「アッシ・パルマンティエ」ーこの料理を食べない人はベジタリアンか非国民である、といわれるほどのフランス人に愛されている国民食で、
ひき肉と野菜を炒めたものに、じゃがいものピューレをのせてオーブンで焼き上げた料理です。
日本ではアッシェ・パルマンティエと呼ばれていますが、正式な名称はアシ・パルマンティエというそうです。
細かく刻むという動詞”アッシェ”と、細かく刻んだものという名詞”アシ”の違いで、料理名にアシが付く場合は”残り物の肉を使った料理”という意味があります。
パルマンティエはフランスの農学者でじゃがいもを広く世に広めた人物の名前です。
そのためじゃがいもを使ったフランス料理をパルマンティエ風というそうです。
簡単アッシパルマンティエの作り方
【材料(4〜5人分)】
- にんにく 1/4片
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 2本
- じゃがいも 2個
- バター 30g
- 生クリーム 120cc
- 塩 小さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 牛ひき肉 300g
- シナモンパウダー 小さじ1
- ナツメグパウダー 小さじ1
- トマトペースト(6倍濃縮) 大さじ1
- 赤ワイン 60cc
【下準備】
- にんにく、玉ねぎ、ニンジンをみじん切りにする
【作り方】
- じゃがいもは皮付きのまま蒸し、熱いうちに皮をむいて潰し、バター20g、生クリーム、塩小さじ1/2を加えて滑らかに混ぜ合わせる
- フライパンに残りのバターを熱し、にんにく、玉ねぎ、ニンジンを炒める。しんなりしてきたら、牛ひき肉、残りの塩を加え、火が通るまで炒める
- トマトペースト、赤ワインを加え、さらに炒め汁気を飛ばす
- シナモンパウダーとナツメグパウダーを加えざっと混ぜる
- 耐熱容器に2をしき、1のマッシュポテトをのせ、250℃のオーブンで20分程度、表面に焦げ目がつくまで焼く
シナモンとナツメグで肉の臭みを消し、香り豊かに仕上げるレシピです。
まとめ
「アッシパルマンティエ」は、イギリスの「シェパーズパイ」「コテージパイ」同様、
じゃがいもをはじめ、身近にある食材で作れる家庭料理です。
フランス料理店などでも食べられますが、家庭ならではの味を楽しみながらクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか?