【クリーミィーでなめらかな食感】クレームダンジュ
クレームダンジュは、フランスのアンジュ地方のチーズケーキで、クリーミィーでなめらかな食感が特徴です。
クセがないので、食べやすく食後のデザートにぴったりの一品です。
甘いものが苦手という方も、さっぱりといただけるのではないでしょうか。
目次
クレームダンジュとは?
クレームダンジュは、フロマージュ・ブラン(fromage blanc)というフレッシュチーズを使用したチーズケーキ。
フランスのアンジュ地方で作られていたことに由来し、フランス語では「クレメダンジュ(cremet d’anjou)」と呼ばれています。
チーズケーキは、ベイクドやレアーなど様々ですが、クレームダンジュはレアーチーズケーキの一種です。
フランボワーズやブルーベリーなど、酸味のきいたベリー系のソースがよく合います。
ケーキ屋さんなどでは、ガーゼに包まれた状態でココット皿に入れて売られています。
なんといってもクリーミィーでなめらかな食感が人気の秘密
チーズケーキファンは多いですが、クレームダンジュはクリーミィーでなめらかな食感が特徴です。
ムースのように軽く食べられるので、食後のデザートにいただいてもさっぱりとします。
甘酸っぱいラズベリーなどベリー系のソースがよく合います。
クレームダンジュの白と、真っ赤なベリーソースのコントラストが美しく、目でも楽しめるデザートです。
日本ではなかなか手に入りづらいフロマージュ・ブラン
家庭でクレームダンジュを作る場合は、本来であれば「フロマージュ・ブラン」が必要です。
しかしながら、日本では製菓材料店などに行かないとなかなか入手することができません。
手に入らない場合は、代用として水切りヨーグルトを使用して作ることができます。
水切りヨーグルトを使った若山曜子さんのクレームダンジュレシピ
バスクチーズケーキや、まるごとのバナナを使用したパウンドケーキなど、
家庭で気軽に作れるお菓子を数多く紹介されている料理研究家の若山曜子さん。
若山さんの作る水切りヨーグルトを使ったクレームダンジュです。
火を使わないので、気軽に作ることができます。
クレームダンジュのレシピ
【材料 (4人分)】
- クリームチーズ 200g
- プレーンヨーグルト 300g
- グラニュー糖 大さじ4
- 生クリーム 200ml
[ソース]
- ラズベリー、いちご(冷凍)合わせて 100g
- 砂糖 30g 水 大さじ2
- レモン汁 小さじ1
【作り方】
下準備
・ガーゼを18×18cmくらいに切って4枚準備する
- ボウルにザルをのせてペーパータオルを敷き、ヨーグルトを入れる。冷蔵庫に2時間以上おいて水きりをする
- クリームチーズは耐熱ボウルに入れ、電子レンジ(500W)に40秒ほどかけてやわらかくする。泡立て器でなめらかに練り、グラニュー糖を加えて混ぜる。(1)の水きりヨーグルトを加え、さらにしっかり混ぜる
- 別のボウルに生クリームを入れ、角が立つくらいまでしっかり泡立てる
- 2.に3.を加え、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる
- バットにガーゼを1枚広げ、4.の1/4量をのせ、ガーゼで包んでねじってとめる。残りも同様にして包む
- バットに網を重ねて5.を並べ、ラップをかけて冷蔵庫に一晩おいて水きりをする
- ソースを作る。小鍋に凍ったままのラズベリーといちご、砂糖、分量の水を入れて15分ほどおいて解凍する。火にかけ、煮立ったら木ベラでフルーツをつぶし、2分ほど煮る。火を止めてレモン汁を加え、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす
- 器に7.のソースを敷き、ガーゼをはずした6.を盛る
※アドバイス
水きりの時間はかかりますが、混ぜるだけでふわふわで濃厚な口当たりが堪能できるデザートです。
やわらかくしたクリームチーズにヨーグルト、そして泡立てた生クリームどれも白い材料ですが、微妙にトーンが違います!合わせるときは全体が同じ色になるまで混ぜること
ベリーのソースの代わりにはちみつをかけるだけでもおいしい
引用:キューピー3分クッキング
クレームダンジュが購入できる店舗
パティスリーでは、東京・麹町にある「パティシエ・シマ」。
クレームダンジュがお店のスペシャリテです。
・
デパ地下などにも店舗がある「銀のぶどう」。
「チーズケーキ かご盛り 白らら」という商品名で販売されています。
季節限定で、「春いちご」や「巨峰ソース」なども加わります。
まとめ
フロマージュ・ブランを使用したチーズケーキ「クレームダンジュ」をご紹介しました。
家庭でも気軽に作ることができるスイーツです。
ホームパーティーのデザートにもおすすめですし、ベリーのジャムとともにバゲットにのせれば、
ワインのおつまみにもなりますよ。
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