【神楽坂の亀井堂が閉店】クリームパンが人気の老舗パン屋さん

神楽坂の老舗パン屋さんとして、25年間にわたり焼きたてのパンやお総菜パンを提供し続けた「亀井堂」さんが、2021年6月14日をもって閉店しました。
なかでも、グローブのような形をしたクリームパンは、定番の人気商品として愛され続けてきました。
突然の閉店にショックを受けているファンの方は多いのではないでしょうか。

愛され続けて25年　街のパン屋さん

緑のレトロな店構えの「神楽坂　亀井堂」は、1890（明治23）年創業の上野亀井堂の支店として創業。
その後、銀座数寄屋橋で35年営業し、26年前に神楽坂に移転した。
開店当初から地域密着型の店として親しまれており、ここ数年は全国から足を運ぶ客も多かったといいます。
朝早くからお店を開け、焼きたてのパンがお店に並び、店内が幸せな香りに包まれていました。

ビルの老朽化と職人の高齢化による閉店

そんな多くのファンに愛された亀井堂が、ビルの老朽化と職人の高齢化を理由に、2021年6月14日閉店しました。
お店の前には、こんな貼り紙が。

閉店のお知らせ

日頃より亀井堂をご利用いただき熱く御礼申し上げます。

この度　ビルの老朽化や職人の高齢化により、6月14日をもちまして営業を終了することとなりました。

オープン以来、25年間　皆さまには温かく支えられ、心から深く感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

神楽坂　亀井堂　店主