【フレンチシェフが提案】日本一おいしい植野食堂〜おうちでキャンプ飯 フレンチ編〜

日本一ふつうで美味しい植野食堂」は、雑誌「dancyu」の植野広生編集長が、町の食堂の厨房へ入り、
「植野食堂」の開店に向けて、ずっと食べ続けたい、ふつうで美味しい料理の秘密を学ぶというテレビ番組です。
番外編の88品目は、「おうちでキャンプ飯 フレンチ編」ということで、フレンチの菊地佑自シェフが、鍋1つ、フライパン1つでできるアウトドア料理を紹介しました。

本場フランスのビストロに魅せられた菊地佑自シェフ

銀座一丁目にある「ビストロシンバ」の菊地佑自シェフは、フランスで10年修行をし、本場ビストロの味を身につけました。
渡仏当初は、三ツ星レストランで修行をしていた菊地シェフは、次第にカジュアルなビストロや、友人宅で食べるお母さんの味にひかれていきます。
そして、10軒近くのビストロで修行をつみ、帰国後の2015年に自らがオーナーを務める「ビストロシンバ」をオープンさせました。

香り、温かさ、シンプルさ、居心地の良い空間

菊地シェフが、ビストロをやっていくうえで大切にしているのが、「香り」「温かさ」「シンプルさ」「居心地の良い空間」。

香り
美味しい料理っていつも香るとおもうんです。
タイムやにんにくといっしょに香ばしく焼いた塊肉、ココットの蓋をあけたときにたちこめるかおり、新鮮だからこそ香るフレッシュハーブサラダ、、、、
そんな香りをテーブルまで届けます。

温かさ
料理には一番美味しい最適な状態や温度があります。 熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、一番美味しいと考える状態で料理を提供します。

シンプルさ
素材の持ち味を生かしたシンプルでストレートな料理。何種類も混ぜ合わせた複雑な料理ではなく、何を食べているか明確な料理を作ります。

居心地の良い空間
気軽さ、あったかさ、居心地よさのある空間と、安らげる優しいサービス。
木を基調とした居心地の良い空間にこだわり、店の前の広い公園の景色も手伝って緑の多い自然溢れる空間を作りました。

引用元:ビストロシンバ

お店情報:ビストロシンバ

おうちでキャンプ飯 フレンチ編 by ビストロ・シンバ

そんな菊地シェフが提案するアウトドアフレンチが、「ベーコンとソーセージのシューブレゼ」「とうもろこしのスパイシーご飯」「長いもとベーコンのガレット」「フレンチトースト」。
手に入りやすい食材で、鍋やフライパン1つあればできる、シンプルな料理ばかりです。

鍋1つでできる「ベーコンとソーセージのシューブレゼ」

「シュー」はキャベツ、「ブレゼ」は蒸し煮を意味します。
ベーコンとソーセージ、キャベツを鍋に入れて、キャベツだけの水分で煮ていきます。
キャベツがクタクタに煮込まれるころには、ベーコンとソーセージの旨味がたっぷりしみて、凝縮された仕上がりに。
キャベツをまるごと1個使用する豪快な料理です。

甘味と辛味のハーモニーが絶妙な「とうもろこしのスパイシーご飯」

2品目は、カレー粉の香りと、とうもろこしの甘い香りの組み合わせがクセになる炊き込みご飯。
とうもろこし2本分が入るので、「コーンなに入るんですね?」と思わずいつものオヤジギャグをとばした植野編集長。
とうもろこしの甘味を生かした炊き込みご飯は多いですが、対極にあるスパイシーな辛味を合わせるテクニックが、プロの技です。

ハーブと七味とうがらしがアクセントの「長いもとベーコンのガレット」

3品目は、フライパン1つでできるガレット。
長いもを使った生地を香ばしく焼き上げ、七味唐辛子をふりかけ、お好みのハーブ(バジルやイタリアンパセリ)をたっぷりのせて出来上がり。
ハーブの爽やかさと、七味とうがらしの辛味がアクセントになったガレットです。

酸味のきいたフルーツソースをたっぷりかけた「フレンチトースト」

最後はデザートのフレンチトースト。
焼きムラができにくいホットプレートを使います。
余って固くなったバゲットに、卵液を漬け込んで、ホットプレートでじっくり焼き上げます。
パンを焼いているとなりで、フルーツソースを作ります。
ラズベリーとさくらんぼにグラニュー糖を加え、煮詰めて甘酸っぱいソースに仕上げます。
植野編集長は、これまで食べたフレンチトーストとは全く違うと絶賛していました。
dancyuムック「アウトドアクッキング 外でもおいしく!では、卵液にカルダモンを適量加えて、スパイスを利かせたレシピが紹介されています。

まとめ

フレンチのシェフが作るアウトドア料理。
どれも手に入りやすい食材で、シンプルな工程なので、気軽に作れるレシピです。
菊地シェフが大切にしている「香り」「温かさ」「シンプルさ」「居心地の良い空間」は、キャンプやホームパーティーをする上で、とても大切なキーワードだと感じました。
キリっと冷えた白ワインを飲みながら、休日の昼下がりに、気のおけない仲間と楽しく調理して心地よい時間を過ごしてみたくなる、そんな菊地シェフのフレンチ流アウトドア料理。
番組では、菊地シェフがシャルドネの白ワインを飲みながら、調理されていて、とても楽しそうでした。

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