【絶品の香る料理】パリのビストロに魅せられたシェフが作るフレンチ「ビストロシンバ」
2015年東京・銀座にオープンした「ビストロシンバ」。
パリのビストロで約10年修行した菊地佑自シェフのお店です。
もともとフランスの星付きのレストランで修行していた菊地シェフですが、パリで訪れたビストロの美味しさに魅了され、その後はビストロの味を追求。
ビストロシンバでは、「香り」「温かさ」「シンプルさ」「居心地の良さ」を大切にする菊地シェフの思いが詰まったフレンチを堪能できます。
目次
パリの街角にあるような居心地のよいビストロ
ビストロシンバは、東京・銀座にお店をかまえます。
銀座にぎやかな繁華街からは少し離れ、目の前に公園がある落ち着いたエリアにあります。
近くには、イタリアンの落合務シェフの店「ラ・ベットラ」も。
オレンジ色の外壁が、温かくて居心地の良さを感じさせます。
店内はこぢんまりとしていて、客席やキッチンの適度な距離感がパリのビストロのようです。
「香り」「温かさ」「シンプルさ」「居心地の良さ」を大切にするビストロ
同店は、「香り」「温かさ」「シンプルさ」「居心地の良さ」をコンセプトにしています。
料理は、アラカルト、コースから選ぶことができます。
毎日、仕入れた食材によってメニューが決められるそうで、アラカルトは黒板に書かれたメニューの中から選びます。
この日はアラカルトで5品を選びました。
お料理には、グラスのスパークリングワインと、ロワールの赤ワインをいただきました。
・鹿児島カンパチ燻製、冷製シュークルート
・ジロールと焼きとうもろこしのソテー、ヤン グコーンのフリット
・栃木 浅野豚のロースト
・チーズの盛り合わせ
・シンバ特製パリブレスト
鹿児島カンパチ燻製、冷製シュークルート
前菜は「鹿児島カンパチ燻製、冷製シュークルート」。
カンパチからはほんのりと燻製香が感じられ、半生のような食感で、冷製のシュークルートと合わせてさっぱりといただけます。
シュークルートはキャベツの酢漬けで、フランスアルザス地方やドイツで食べられる郷土料理で、ソーセージなど豚肉料理と合わせるのが一般的です。
カンパチの燻製とシュークルートの組み合わせは、センスが感じられる一皿でした。
鹿児島カンパチ燻製、冷製シュークルート
ジロールと焼きとうもろこしのソテー、ヤングコーンのフリット
2品目は「ジロールと焼きとうもろこしのソテー、ヤングコーンのフリット」。
カレーのスパイスと香ばしくソテーされたジロールととうもろこしが食欲をそそります。
皮付きのヤングコーンのフリットも歯ごたえの良さがやみつきに。
ジロールと焼きとうもろこしのソテー、ヤングコーンのフリット
栃木 浅野豚のロースト
メインは「栃木 浅野豚のロースト」。
じっくり焼き上げた豚は、程よい塩加減で旨味たっぷりです。
添えられた山芋のローストもシャキシャキ感が絶妙でした。
栃木 浅野豚のロースト
シンバ特製パリブレスト
デザートは「シンバ特製パリブレスト(シュー、ナッツクリーム、バニラアイス)」。
パリプレストは、シュー生地の中にクリームをはさんだフランスのお菓子です。
名前の由来は、フランスのパリ市とブレスト市を結ぶ自転車レースを記念して、自転車のホイールをイメージして作ったといわれています。
同店特製パリブレストは、ナッツクリームとバニラアイスが入った、夏らしい一皿です。
シンバ特製パリブレスト(シュー、ナッツクリーム、バニラアイス)
まとめ
パリのビストロに魅せられた菊地シェフの料理がいただけるビストロシンバ。
「香り」「温かさ」「シンプルさ」を大切に、食材のおいしさを生かしたフレンチです。
客席やキッチンの程よい距離感が居心地がよく、ついつい長居してしまいたくなるお店です。
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