【願いが叶う撫で岩(ねがい牛)発祥の神社】牛天神 北野神社
2021年は丑年(うしどし)。
神楽坂の近く春日には、牛天神 北野神社があります。
学業の神様として名高い菅原道真公を祀った神社で、
境内にあるねがい牛と呼ばれる撫で岩(自然石)は、
願いが叶う石という言い伝えがあります。
目次
菅原道真公と丑(牛)
平安時代の学者・歌人として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)公は、
政治的な無実の罪で大宰府に配流され、大宰府でその生涯を終えました。
道真公が亡くなったあと、公の亡骸を牛車で運ばせたところ、
牛が伏して動かなくなったところが大宰府天満宮の鎮座地となりました。
そのため、道真公を祀る天神社には臥牛が置かれていることが多いのだそうです。
また道真公は生まれが丑年で、亡くなったのが丑の日だともいわれています。
源頼朝によって創建された牛天神 北野神社
牛天神 北野神社も、菅原道真公を祀った神社です。
鎌倉時代、源頼朝(みなもとのよりとも)公が当地にあった岩に腰掛け休息したとき、
夢に牛に乗った菅原道真公が現れ「二つの喜びがある」と告げられました。
翌年その喜びがあり、頼朝公がこの岩を祀り、1184年に牛天神を創立したのです。
以来、境内にある牛の形をした岩(ねがい牛)を撫でると願いが叶うといいます。
撫で岩(ねがい牛)
牛天神北野神社「黒牛」の由来
牛に乗った菅原道真公の御神託により牛を守護神とされています。
黒牛は道真公の守護神として多くの天神社に祀られています。
参考サイト
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まとめ
丑年にちなんで、牛を守護神と讃える牛天神 北野神社をご紹介しました。
撫で岩に願いを込めて、一年の願掛けをしてみてはいかがでしょうか。
丑年にちなんで、牛を守護神と讃える牛天神 北野神社をご紹介しました。
撫で岩に願いを込めて、一年の願掛けをしてみてはいかがでしょうか。