【春野菜でデトックス】苦味と油は相性抜群
春の野菜は苦味やアクの強いものが多くあります。
苦味の正体は、「植物性アルカロイド」や「ポリフェノール」。
春の野菜には、冬の間に体に溜まった老廃物を排泄する「解毒」の作用があるのだそうです。
苦味に油が加わると、奥深い味わいになるのでおすすめです。
目次
春の皿には苦味を盛れ
和食の世界には、「春の皿には苦味を盛れ」ということばがあります。
アクや苦味のある野菜は、自然界の薬です。
天然の苦味や辛味で、体を中から清らかにし、体調を春モードに変えていきます。
冬の間、縮こまっていた体に刺激を与えてくれるのです。
苦味の正体は「植物性アルカロイド」や「ポリフェノール」
苦味を感じる野菜には「植物性アルカロイド」や「ポリフェノール」が含まれています。
デトックス効果のある「植物性アルカロイド」
植物性アルカロイドは、腎臓の機能を促進して老廃物を体外に排出するのを助けたり、
肝臓の機能を高めて解毒作用や代謝機能を高めたりすると言われています。
美容成分が豊富な「ポリフェノール」
春野菜の中でも、特に色の濃い野菜である菜の花、アスパラ、せりなどは、ポリフェノールやカロテンを豊富に含みます。
これらには強い抗酸化作用が有り、活性酸素を退治して老化を抑制する働きがあります。
ほろ苦い野菜と油は相性抜群
苦味のある野菜は、油との相性がとてもよいです。
タラの芽やフキノトウの天ぷら、セリと鴨の鍋など、油が加わることで甘味や旨味が加わり、奥深い味わいになります。
春野菜をたくさん買ったので、何品か作ってみました。
菜の花とセリのパスタ〜生ハムとヨーグルトソースをのせて〜
菜の花とセリはさっと茹でてから、パスタに絡めます。
オリーブオイルと生ハムでコクを出し、ヨーグルトソースでさっぱりさを加えて。
新じゃがとタラの芽の辛味噌炒め
茹でた新じゃがとタラの芽を、甘辛い味噌であえてサラダ油で炒めます。
味噌に卵黄を加えるのがポイント。
「分けとくやま」野﨑洋光さんのレシピをアレンジしました。
まとめ
春は体がデトックスモードになっている状態。
ほろ苦い春野菜で、冬の間に溜まった老廃物を排出して、長い冬眠から体を目覚めさせましょう。
この時期にしか味わえない苦味のある春野菜。
おいしくいただきたいですね。
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