【現代人は食べ過ぎ?】朝食の断食の効果
運動不足も重なり、日々の食生活を改めないとなぁと感じる今日この頃。
こんな本を読みました。
朝だけ断食で、9割の不調が消える!
著者で医師でもある鶴見隆史先生は、現代人は食べ過ぎだとおっしゃっています。
そして、本のタイトル通り朝食を抜くだけで体のほとんどの不調が消えるのだとか。
バランスが良いかどうかは関係なく、朝食を摂ること自体が病気の原因になるのだそうです。
にわかには信じがたい内容ですが、今回はこちらの著書を題材に、朝食の断食の効果について書いてみたいと思います。
目次
朝食は体にいいは思い込みだった
内蔵にもリズムがあり、1日24時間を3つに分けて、それぞれを「排泄・消化・呼吸」の時間とする生理リズムがあるのです。
- 午前4時〜正午:「排泄」の時間
- 正午〜午後8時:「栄養補給と消化」の時間
- 午後8時〜午前4時:「呼吸と代謝」の時間
そのため、朝食を摂ると、健康を維持するために大変重要な酵素が十分に働かないので、消化不良を起こしてしまうのです。
朝食を摂ることは、朝起きてすぐにフルマラソンをするくらい、体に負担がかかる行為なのです。
朝食は、体にとってそんなにハードだったのですね。。
さらに、こんなショッキングなことまで、書かれてあります。
朝食の定番ドリンク「牛乳」に病気の原因が潜んでいた
牛乳のカルシウムはこの毒性の高いカゼインと結びついているので、分子が非常に大きく、とても吸収しづらいのです。
さらに、牛乳を多く飲む人は、乳がんになるリスクが7倍、前立腺がんになるリスクは4倍にもなることがわかっています。
牛乳は体に良いとばかり信じていたので、かなり衝撃を受けました。
「朝食だけ断食」で、なぜ不調が消えるのか。
朝起きたら、コップ1杯の水を飲む。
冷えが気になる人は、湯呑み1杯の白湯を飲む。
お水だけでお昼までもつかどうか不安です。
すべての病気の元凶は、生命体に欠かすことのできない酵素の不足である。
酵素を大きく分類すると消化酵素と代謝酵素に分けられます。
このふたつの酵素は、全くの別物というわけではなく、必要に応じて消化酵素と代謝酵素とに振り分けられ、体の中でさまざまな役割をこなしています。
ポイントは、消化酵素の占める割合が小さいことが健康な状態ということです。
いつまでも元気で病気にならずに過ごす最大の秘訣は、代謝酵素を十分に作り、代謝機能を円滑にすることと言えます。
朝だけ断食のメリットは、食べる量を減らすことで、消化酵素を節約し、内蔵を休ませ、代謝酵素の働きをアップさせることにあります。
断食の効能
- 潜在酵素が温存される
- 腸をはじめ、内蔵を休ませることができる
- 腸内がきれいになる
- 血液がきれいになり、血流がよくなる
- 免疫力が上がる
- 体に溜まった毒素が排泄される
- 体のコリや痛みが取れる
- 呼吸器、循環器の働きがよくなる
- 眠りが深くなり、目覚めがよくなる
ちなみに、最近よく読まれている以下の本にも共通する内容が書かれています。
というわけで、今回は「朝食断食の効果」がテーマでした。
まとめ
朝食は、一日を元気に過ごすために欠かせないものと思い込んでいましたが、まさかその朝食が体の不調を招いていたとは、驚きの内容でした。
せっかくなので、まずは2週間、朝食断食を実践してみようと思います。