【おせち料理に欠かせない祝い肴】黒豆
クリスマスが終わって、すっかり年末モードに入ってきました。
スーパーにもお正月ならではの食材が並びます。
今回は、おせち料理に欠かせない祝い肴「黒豆」がテーマです。
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目次
黒豆の由来:「健康祈願」「厄除け」「長寿祈願」
祝い肴の一つに数えられる「黒豆」。
おせち料理には欠かせない一品です。
「健康祈願」「厄除け」「長寿祈願」の意味が込められています。
健康祈願:一年、健康でまめに働けますように
厄除け:黒色は邪気を祓う色、魔除けの色
長寿祈願:シワが寄らないよう長生きできるように
見た目も美しく、まさに新年にふさわしいお料理です。
シワがよらず、艷やかに仕上がる土井善晴さんの黒豆レシピ
黒豆のレシピは数多くありますが、土井善晴さんのレシピはシワになりにくく、
艷やかにふっくらおいしく炊き上がります。
味付けした煮汁ごと一晩つけるのがポイントです。
【材料】
(つくりやすい分量)
- 黒豆(乾) 300g
[煮汁]
- 水 カップ10
[A]
- 砂糖 250g
- しょうゆ カップ1/4
- 塩 大さじ1/2
- 重曹 小さじ1/2
さびくぎ(あれば)約10本(100g)
【つくり方】
- 黒豆は洗って水けをきる
- ふた付きの鍋に[煮汁]の水を入れて火にかける
煮立ったら火から下ろし、熱いうちに[A]とさびくぎ、黒豆を加え、一晩おいて豆を戻す- 2の鍋を強火にかけ、煮立ったらアクを丁寧に除く
水カップ1/2を加え(差し水)、再び煮立ててアクを除く
これを2〜3回繰り返す- 落としぶたと鍋のふたをし、ごく弱火にして約8時間煮る
豆が煮汁から出ないように、煮詰まってきたら適宜湯を足す- 当日
食べる分だけざるに上げて汁けをきり、器に入れる
空気にふれると色がより黒々とする引用元:みんなのきょうの料理
さびくぎの鉄成分が黒豆のアントシアニンという色素と反応することで、美しい黒色になるのです。
アントシアニンは、アンチエイジング効果もあり、美容にもよいといわれています。
ダッチオーブンで煮れば、さびくぎいらずで、煮る時間も短縮できます。
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まとめ
おせち料理に欠かせない祝い肴「黒豆」をご紹介しました。
「健康祈願」「厄除け」「長寿祈願」を願いながら、味わいたいですね。
美容効果もあり、お正月以外にも積極的に摂りたい食材です。
おせちで余ったら、ヨーグルトやアイスクリームに添えてデザートとしてもおすすめです。