【 解決可能な大きさになるまで分解する】悩みや課題の最適解

仕事や人間関係など、悩みはいろいろ。
頭の中で悶々と考えてしまって途方に暮れてしまうことがあるのではないでしょうか。
漠然としたかたまりのままにしておくと、不安を助長したり、何から手をつけていいのかわからなくなります。
そんなときは、解決可能な大きさになるまで、小さく分解していくことをおすすめします。

書き出してみる

まずは、自分が今悩んでいることを紙に書き出します。
書き出すことによって、頭の中がすっきりするので、これだけでも効果があります。
可視化され、客観視ができるようになり、繰り返し同じことを考えてしまうことがなくなります。

分解する

書き出したら、「なぜ?どうして?」を問いかけながら、分解していきます。
例えば、「会社に行きたくない」という悩みがあるとすれば、以下のように矢印で、
「なぜ?どうして?」を問いかけながら、掘り下げていきます。

会社に行きたくない

  • 人間関係に悩んでいる→上司がこわい→
  • やらないといけないことがたくさんある→電話が多くて中断される→
  • やる気がおきない→ほかにやりたいことがある→転職を考える→
  • 満員電車に乗りたくない→早めに家を出て時差通勤するor会社の近くに引っ越すorテレワーク中心の会社に転職する

そして、それは自分の課題なのか、相手の課題なのかを考えます。

それは自分の課題? 相手の課題?

自分の課題なのであれば、改善するにはどうしたらいいのかをさらに考えます。
より具体的な行動に落とし込めるまで分解していきます。
相手の課題なのだとしたら、それはどうしようもないので、あきらめます。
悩んでも仕方がありません。

この自分の課題、相手の課題という考え方は、世界的ベストセラー「嫌われる勇気」の「課題の分離」という考え方を参考にしています。

嫌われる勇気
著者:岸見一郎

頭の中だけで考えていると、解決できないまま堂々巡りします。
時間の無駄にもなります。
そこで、一度紙に書き出して頭の外に出してみると、可視化されループすることがなくなります。

まとめ

何かに悩んだり、課題を抱えているときは、まず紙に書き出し、頭の外に出して可視化させます。
そうすることによって、すっきりしますし、客観視をすることができて、同じことを繰り返し考えることがなくなります。
紙に書き出したら、「なぜ?どうして?」を問いかけながら、分解していきます。
そして、それが自分の課題なのか、相手の課題なのかを見極めます。
自分の課題なのであれば、どうしたら解決できるかを考えます。
相手の課題の場合は、もう悩んでも仕方がありません。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。