【春の息吹を感じる山菜】タラの芽
寒い日が続きますが、少しずつ春の息吹を感じられるようになりました。
お花屋さんでは、色とりどりのチューリップが、スーパーの野菜売り場には、
タラの芽や、フキノトウなどの山菜が並ぶようになりました。
目次
春の山菜といえば
春の山菜といえば、セリ、ミツバ、フキノトウ、ノビル、タラの芽、シダ類の若芽、コシアブラなど。
どれも独特の苦味や香りがあり、その風味を味わうと春の訪れを感じます。
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山菜の王様「タラの芽」
春の山菜のなかでもタラの芽は「山菜の王様」と呼ばれ、良質なタンパク質と脂質を含みビタミン豊富。
カリウムやβカロテンを多く含むほか、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも。
露地ものの旬は、3〜4月ですが、ハウスはもう1月くらいから出回ります。
「タラの芽」といえば天ぷら
タラの芽は、いろいろな食べ方がありますが、なんといっても天ぷらではないでしょうか。
スーパーでタラの芽を見かけると買わずにはいられません。
さっそく、舞茸とともに天ぷらにしました。
衣は薄く、軽めに揚げるのがポイント。
塩をふっていただきます。
山菜が苦いワケ
山菜の特徴である苦味の正体、それは、「植物性アルカロイド」や「ポリフェノール」。
山菜は、基本的に寒さが厳しい時期に芽を出し、そのまま成長します。
春になって暖かくなると、山菜を食べてしまう虫もどんどん出てきてしまいます。
そこで、食べられないよう苦味やアクで身を守っているのです。
山菜が苦く、アクがあるのは厳しい自然を生き抜くための知恵だったのですね。
また、山菜には、整腸や解毒を促進してくれる成分が多く含まれているといわれています。
人間は活発的に行動するようになる春に向けて、冬の寒い時期に溜め込んだ余分な脂肪や老廃物を排出し、
身体を整えたいという気持ちになるため、春になると自然と苦味やクセのあるものを食べたくなるのだとか。
山菜の王様と呼ばれるタラの芽。
天ぷらのほかにも、おひたしや胡麻和え、味噌汁やパスタなど食べ方は色々です。
整腸や解毒を促進してくれる山菜を食べて、春に向けて体を整えていきたいですね。
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